事業承継の方法5 廃業を考える事業承継

このサイトでは事業承継の方法として、親族内承継、従業員承継、M&A、IPOといった手法をご紹介しています。

 

しかし、すべての企業・事業が事業承継できるというわけではありません。

 

むしろ事業承継を考えていても、実際には事業承継できない場合も少なくありません。

 

この場合に取るべき選択肢は廃業ということになります。

インターネットの登場以来、産業のIT化はあまねく広がっています。

地域の過疎化もあいまって、廃業しか選択肢がない場合も増えています。

 

このような場合、経営者としては企業の突然死、すなわち倒産を適切に回避しなければなりません。

 

ご承知のとおり、企業は赤字だから倒産するわけではありません。

「黒字倒産」という言葉が知られているように、たとえ利益が出ていたとしても、資金繰りに窮すれば倒産してしまうのです。

突然の倒産は、多方面の利害関係人に多大な悪影響を及ぼすこととなります。

 

とりわけ、家族を抱える従業員が突然失業してしまうことはなんとしても避けなければなりません。

多数かつ多方面の利害関係人に適切に配慮し、事業をソフトランディングさせることは経営者の最後の重要な仕事になります。

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